調剤事務の仕事内容、やりがいは？資格は必要？給与相場は？｜医療事務リンク【東京・神奈川・千葉・埼玉】

調剤薬局事務（以降、調剤事務）の仕事に興味があるものの、詳しい仕事内容がわからないいう人や給与相場を知りたいという人もいるでしょう。

この記事では、調剤薬務の仕事内容ややりがい、応募資格、給与相場などについて説明します。

①仕事内容　調剤薬局での調剤事務の仕事は、受付や会計などを一番目にするかもしれません。患者様から処方箋を預かり（受付）、お薬の準備ができ薬剤師さんが患者様へお渡しをしたら、会計をします。

実は上記の間に処方箋をレセコン（＊）に入力し、患者様にお渡しする印刷物を揃えたり、多くの薬局ではピッキング（お薬を集める）も調剤事務さんが行っています。

＊レセプトコンピューター（レセプトと呼ばれる調剤報酬明細書を作成するためのコンピューター）

これらの仕事の合間に、納品されたお薬の検品や棚への配置をしたり、お薬の在庫管理を担当する場合もあります。月末から月初にかけてレセプト請求も行います。

正確な作業をしながら患者様をお待たせしないような工夫を考えることも大切です。

そして、何よりも患者様に薬局で「一番最初に会って一番最後に接する」という意識が必要です。安心できる笑顔でお迎えし、送り出すことが大切です。

そのため、アパレルや飲食店での接客経験がある方が調剤事務としてデビューして活躍することも珍しくありません。

患者様と直接接するため帰り際に「ありがとう」の言葉をもらったり、何度か対応している方であれば患者様の方から話しかけてくれたりと、患者さまや地域とのつながりを感じることもできるでしょう。

日本ではすでに超高齢社会に突入しており、病院にかかる人も増え、それに伴い複数の薬をもらう方も増え薬局の役割や調剤事務の需要も続くものと思われます。

②応募資格

民間で様々な調剤事務関連の資格がありますが、応募にあたってはほとんどの場合、資格は不要です。

キーボードの入力ができること（ブラインドタッチができることが望ましい）は必須と言えます。WordやExcelもある程度使えると尚良いでしょう。

また、現在は在宅医療のニーズが高まっており車でお薬を届けることがあるため、運転ができると有利になることがあります。

休日に関しては、ほとんどの薬局で土曜日も開局しているため、正社員であれば基本的には日曜＋平日どこかでもう1日休みということが多いでしょう。

③給与相場

弊社で主にご依頼を頂く東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県では正社員では年収で270万円～320万円前後です。もちろん経験やスキル等によって異なります。

自分が「一人前の調剤事務」になるだけでなく、店舗やエリアや会社にも影響力を与えられるような職位につけば大幅な年収アップとなる場合もあります。

調剤事務としての経験がある方はもちろん経験のない方も、今までの経験を整理して採用側にうまく伝えることが大切です。